概要
■発売:1985年12月16日
■LPレコード、CDで発売
【曲目】
■プロローグ
■A Night Of Blue Rose
■三文文士の恋〜ペニー ア ライナー
■コロニアル・ホテルにて
■恋に過ごせし宵
■残照
■7月のトリィステス
■輪舞
■気分はハリウッド
■貿易風物語
■香港慕情
■白夜への招待
■Old Moon
(LPレコードでは「輪舞」以降がB面)
◆今聞き返しても、このアルバムは何を狙っていたのかがわからない
昭和の古き良き時代を懐古するには早すぎたし、そもそも個々の曲の質がそれほど高いとは言えない。1枚目の「GOOD TIMES」ならば、2007年の今でもシングルカットできそうな曲が数曲あるが、このアルバムには見つからない
ハードロックをやりたかった西松一博が、これらの楽曲を心地よく演じていたとは思えない
「GOOD TIMES」ではAORの枠に閉じ込められて、ハードロックと言えるのは「Seabonia Lunch」の1曲だけ。そしてこのアルバムではロックの欠片もない
恐らく、このように売りたいという事務所トップの強い意向が働いたのだろう
西松一博が「伝説のアーティスト」になってしまった原因はこのアルバムにある
〜2007年11月記〜
→GOOD TIMES
→ARAGON
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