2004年7月21日発売、佐野元春にとって5年ぶり13作めのオリジナルアルバム。この数作品では時代と違和感があった彼の価値観が「THE SUN」ではぴたりと一致した
概要
■2種類が発売された
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THE SUN (初回限定オリジナルムービー収録DVD付)3,500円
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THE SUN (通常盤)3,150円
■「Stones and Eggs」から「THE SUN」にたどり着くまでの4年11か月
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【 時系列の記録 】
- 1999年
- 8月、オリジナル12作目「Stones and Eggs」
8月「佐野元春語録 1980-1999 」城山隆 メディア・ファクトリー発売
- 2000年
- 2月、special album「The 20th Anniversary Edition」
3月11日、デビュー20周年ライブ(日本武道館)
11月22日、20周年記念盤「GRASS」
12月、ポエトリーリーディング集「Spoken Words Collected Poems 1985-2000」
- 2001年
- 9月18日、米同時多発テロに寄せて「The Light」
「テロの後1年間まったく詩が書けなくなった」
という佐野の言葉が「僕らの音楽」2004/5/29 で紹介された
- 2002年
- 1月、鎌倉芸術館 live album「In motion 2001 植民地の夜は更けて」
3月21日「ナイアガラ トライアングル VOL.2 - 20th anniversary Edition」
5月22日「'Someday' Collector's Edition」〜「Someday」オリジナル+「Someday」当時にレコーディングされた未発表曲等を収録したボーナスディスクの2枚組
10月5日〜「radiofish」(東京FM)でDJ復帰
- 2003年
- 6月〜7月「Milk Jam Tour」に出る
ヤフオクでチケットが良席4,000円〜6,300円(発売価格と同額)、2F後方が2,000円程度で取り引きされていた。
7月20日、ツアーファイナルでのMC
「世の中は不況だ。レコードレーベルも大変だ。宣伝費が出ませんってんじゃみんなもがっかりだろ?レコード会社の都合で新作を待たせているのを心苦しいと思う」
Epicソニーの経営陣がかわり業績も思わしくなく、元春の新譜リリースが難航している様子がうかがえた
11月15、16日、鎌倉芸術館スポークン・ワーズ”In motion 2003「増幅」”
12月、アサヒ本生アクアブルーCM出演
12月、シングル「君の魂 大事な魂」(ライブでは sail on という題で歌われてきた曲)を発売
- 2004年
- 2月25日「VISITORS 20th Anniversary Edition」 生産限定盤 CD+DVD 発売
4月8日、初ドラマレギュラー「アフリカのツメ」放送開始
4月、MWSストアで「in motion 2003 -増幅」の予約販売開始。当初EPICソニーから発売予定だったが変更された
→MWSストア
5月、エピックSONYを離れ新レーベル設立を発表
5月19日、シングル「月夜を往け」エピックから最後のリリース
新レーベル名は「Daisy Music」
5月下旬「THE SUN」予約受付開始
5月29日、フジテレビ「僕らの音楽」出演
7月21日「THE SUN」発売
「THE SUN」は前作から4年11か月の間隔が空いた。オリジナルアルバムのリリース間隔としては1980年のデビュー以来最も長かった。それまでの最長間隔は1993年「サークル」から1996年「フルーツ」の2年8か月
次作は2007年の「COYOTE」