ダブル帳合

最終更新 2005/3/15
複数の販売会社(以下、取次と表記)から本を仕入れること

大手チェーン店、老舗で販売力がある書店に多い
取次の視点では、仕入れ代金の支払い能力に不安がないということが容認のポイント
トーハン、日販のダブル帳合が多い
出版業界ではこれを"ト、ニ"と表記する人がいる

書店業界は一般的には1社の取次から本を仕入れている
販売力がある書店とは、どの取次も取引をしたい。そこで他社と取引している書店に対して「ウチからも仕入れてください」と営業をかける。書店側には複数の仕入れ先を持っていればベストセラー確保などでメリットがある。こうして2社との取引が始まる

1書店1取次が業界標準。2取次と取引することを羨む他書店、取引で浮気された1社めの取次などが、揶揄する意味をこめて"ダブル"帳合と呼ぶ
「ダブり帳合」という人もいる

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