無免許で乗ることができ、歩道も走る車両
歩道を走れば歩行者を威圧し、車道を走れば被害者を気取る。日本の道路交通でもっとも厄介な存在
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概要
■日本ではおよそ8,600万台が走っている
■免許不要 年齢など一切制限なし 初心者マーク不要 どれだけ運転が下手でも、どこを走っても構わない
→自転車免許
■ナンバープレートがないうえ小回りがきくので、人やクルマにぶつけても逃げる運転者が多い
■衝突事故の場合、自転車に非があっても、ぶつかった車の運転者だけが処罰される
■飲酒運転、携帯電話利用しながらの運転、二人乗り、無灯火、いずれも道路交通法違反。2万円から5万円の罰金、2か月から2年の実刑
【自転車の歴史】
- 1978年
- 道路交通法改正 標識のある歩道を通行可能となる
「交通の方法に関する教則」告示
- 1980年代
- クロスバイクが登場
- 2002年
- 7月25日、東京都荒川区が自転車免許制度を始めた
- 2008年
- 「交通の方法に関する教則」が改訂された
歩道を走ることはできない。歩道を走ることができるのは、13歳未満の人、70歳以上の人、体が不自由な人。 →自転車のルール
- 2009年7月
- 3人乗り自転車が認可された
- 2012年
- 事故132,048件(全交通事故のおよそ20%)自転車乗用中死者563人
- 対歩行者事故2,625件
- 事故に関与した運転者のうち、法令違反者は63.7%
- 2013年6月
- 道交法改正。危険な違反行為を複数回おこなった者に講習を受けさせることになった
- 2022年10月
- 警視庁(東京都)が自転車の取締強化
- →自転車に赤切符
- 2023年4月1日
- ヘルメット着用が努力義務化
参考文献
「いま起きている地球温暖化」國栖治雄・内藤克彦 化学工業日報社 2005年10月
「平成25年6月交付道路交通法改正Q&A」東京法令出版 2014年4月25日
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