ファーストミット


first mitt 野球で一塁手が使う特殊グローブ

概要
他の野手と比べて捕球機会が多いため、衝撃を考慮して厚手の一枚革で成型される
ボールを納めて離さないことに主眼が置かれるので、相対的にポケットよりも縁が厚い。縁には芯が入っている
小指側厚手の部分を「小指芯」という
高い送球に対応するため、他のグローブよりも大きめ
左右の投球に対応するため、小指側はエラが張った形状
親指側は直線的な裁断のものが多いが、丸みを帯びたものもある
・送球動作では直線裁断の方が有利である
・丸みを帯びたデザインは美しい
投手の高速球を受ける捕手ほどではないので、キャッチャーミットよりは薄手のつくり

コレクターアイテム
展示用にグローブ&ミットスタンドが販売されている

1970年代、王貞治の活躍によりファーストミットは子ども達の憧れだった。大抵の家庭が子どもにグローブを買い与えていたが、草野球用にファーストミットを買ってもらえるのは、お金持ちの子どもに限られた

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