2006年問題

最終更新 2014/7/13
カシオのG-SHOCKがコレクターに巻き起こすショック

デジタル腕時計の電池は長くとも10年より前に切れる。液晶も10年前後で寿命をむかえ表示されなくなる可能性がある
1996年頃からブームの絶頂を迎えたGショックが2006年には一斉にメンテナンス時期を迎える
いつも使っている時計ならば電池と液晶を替えるだろうが、飾っていただけ、仕舞っていただけの元Gショックコレクターは替える気にもならないだろう
当時、カシオは同一モデルでたくさん買わせようとカラー多色展開をしていた。それに乗ってコンプリしてしまったコレクターは少なくない
2006年から2008年、元コレクターの手元に電池と液晶切れのGショックが一斉に並ぶ。そのうちいくつかはジャンク扱いでヤフオクに出品されるだろう。それは電池式デジタル腕時計の消費に水をかけるだろう。だが一方では「これからは太陽電池だ」という認識が深まるだろう

ただでさえ安いGショック古品売買市場がさらに下がる一方、太陽エネルギーへの意識が深まるという問題提起がGショックによる「2006年問題」であると、しらべるが定義する
〜2004年6月記〜

2006年当時、この問題を取り上げたメディアはなかった
G-SHOCKを大量に保有するユーザーは以下いずれかの道をとった

  1. 放置する。
  2. 電池切れの状態でヤフオクに出品する。
  3. お気に入りの時計だけ電池交換する。
  4. 自分で電池交換する。→フロッグマンの電池交換
〜2014年7月記〜

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