仮面ライダーカードがおまけについていた焼き菓子。原料にじゃがいもを使用していた
■発売当時、星形の甘い焼き菓子は「かっぱえびせん」に砂糖を入れ、型を換えて作ったものと思われた。実際にはカルビーが初めてじゃがいもを使ったお菓子。後に発売されたサッポロポテトの前身となった
■おまけについた仮面ライダーカードがブームとなり空前のヒット商品となった。定価20円
【時系列の記録】
- 1971年12月
- かっぱえびせんの姉妹品として関東、関西先行発売
- 1972年4月
- 全国発売
- 1973年2月
「仮面ライダー」放送終了後まで販売された
- 1997年5月31日
- 「仮面ライダー仮面ライダーV3カード完全図鑑」発売
- 1999年10月
- 中身のお菓子をポテトチップスうすしお味に替えて「仮面ライダーチップス」として復刻された。メーカー希望小売価格60円
トピックス
■地方都市には入荷数が少なく、仮面ライダーのイラストが描かれた段ボール箱が店に運び込まれると、棚に並べることなくそのまますぐに売れた。1箱50個入りで50枚のカードは段ボール上蓋の裏にビニル袋に入れて貼り付けられていた
■カード目的で購入して菓子を捨てる子供がいて問題になったため、1973年2月「仮面ライダーV3」のテレビ放送開始に合わせて発売された「V3スナック」は分量を減らし、定価15円で売られた
■V3スナックは売れ行きが伸びず、まだ放送が続いていた1973年7月に発売中止を迎えた
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