ATOKの登録単語の最大文字数は100文字に増えている。
古いATOKでは最大文字数が少なかったため、文字数が多いURLは登録できなかった。
そこで、古いATOKの辞書を新しいATOKに引き継いだ時に、一括変更する方法。
【 例 】
古いATOKでの登録
<a href=computer/atok.html>ATOK
↓
変更後
<a href=http://silabel.o.oo7.jp/computer/atok.html>ATOK
【 手順 】
1.バックアップ
ATOK**U1.DIC のコピーをとる。
**にはバージョンを表す数字が入っている。
Windowsの場合、Documents and Settings\ユーザー\Application Data\Justsystem の下にある
2.辞書の中味をテキストに書き出す。
▼ATOK辞書ユーティリティを起動
タスクトレイにあるATOKバーから[辞書ユーティリティ]アイコンをクリックして起動
↓
▼ツール>単語・用例の一覧出力 単語のタブ
↓
▼参照をクリック ファイル名を自分で決めて入力して [開く]をクリック
↓
▼[ 実行 ]をクリック
登録している単語がテキストファイルに出力される。
↓
▼[閉じる]
↓
▼[閉じる]
↓
▼[×]で ATOK辞書ユーティリティを閉じる
3.辞書の中身の置換
▼2.でできたテキストファイルをエディターで開く
↓
▼置換機能で(自分が置き換えたいように)文字を置き換える
↓
▼テキストファイルを保存する
4.辞書をまっさらに戻す
*この操作によって、置換前の登録を消す
この操作をしないで5へ進むと、登録がだぶった状態になる。
そうなると、復旧は困難になる。
▼[Ctrl]+[F12] ATOKプロパティを開く
↓
▼「辞書・学習」タブ>標準辞書にチェックを入れる
↓
▼[詳細設定]をクリック
↓
▼[ユーザー辞書のクリア]
1のバックアップ作業をしたことを確認してからクリック
↓
▼[はい]をクリック
↓
▼[OK]をクリックしてATOKプロパティを閉じる。
5.3で置き換えた内容を辞書に戻す
▼辞書ユーティリティを起動
↓
▼ツール>ファイルからの登録・削除
↓
▼単語一括処理のタブ
↓
▼ファイル名[参照]で、3で作ったファイル名を指定
↓
▼[登録]をクリック
単語がユーザー辞書に登録される。
↓
▼[閉じる]
↓
▼[閉じる]
これで完了
■ユーザー辞書である ATOK**U1.dicをエディターで開いて直接編集することはできない。
→MS-IMEからATOKへの引越