1989年に発売された東芝「ダイナブック」J3100が国内初のノートパソコン。第2号は当時デスクトップパソコン、トップシェアだったNECが「98ノート」を発売。第3号はPC98の互換機を作っていたエプソン。1990年秋発売の EPSON「386NOTEA」は、初めてノートにハードディスクを内蔵。本体36万、別売の20MBハードディスクが13万だった
この頃のパソコンは大半がMS-DOSで動いていて一般の人には無縁のもの。アップルコンピュータ「Power book」の方が使いやすく、音声や簡単な動画も使えて魅力的だった
Windows95登場後も各メーカーはノートパソコンには力を入れていなかったが、シャープだけは高機能低単価、液晶がきれいな「メビウスノート」でシェアを確保した。Windows登場以前はパソコンシェア1位だったNECは、「98」でシェアを維持できると読み誤り、一気に市場を失った
各メーカーがノートに本気を出し始めたのは1996年秋以降。その後、直販主体のGATEWAY、Akia、SOTECが登場。最後にデスクトップパソコンでは実績のなかった、Panasonic、ソニーが参入。NECも「98」をあきらめDOS/Vマシンに転向し、現在に至る
B5サイズのものは「コンパクトノート」「モバイルノート」、A5程度のものは「ミニノート」「ハンドヘルド」、手のひらに乗るのは「パームトップ」と呼ばれる
ノートパソコンを選ぶ理由
ノートパソコン、カタログでのチェックポイント
ノートパソコン、カタログに書いていないチェックポイント
ケンジントンスロット
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