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ボスマン裁定 ボスマン判決

最終更新 2005/5/22
フットボール欧州圏内の移籍を自由化する後ろ盾となった判決。

1990年、ベルギーリーグ RFCリエージュ所属のジャンマルク・ボスマンが自由移籍を求めて訴訟を起こす。
 1995年12月、EU司法裁判所は次の決定をした。
クラブは保有権(パス)を盾に移籍金を請求することはできない。
EU圏のクラブはEU圏選手については国籍による選手枠の制限を設けてはいけない。

 この判決により、
 EU圏の外国人枠が撤廃され、クラブは国籍が違うEU圏の選手を何人抱えてもよくなった。ただし、アジア、南米、アフリカなどEU圏以外の選手については制限枠がある(試合の登録・出場3人まで)
 選手は契約期間が終了した後、EU圏のどのクラブとも自由に交渉できる。


非EU圏国籍
サッカー界のいろいろなルール

 




ありがとう Copyright しらべる 初出2005年5月