しらべる>デコ>デコのW杯 2010
デコが出場するW杯2010全試合の内容。
デコは2度めのW杯出場。32歳10か月で大会を迎えた。
→→デコのW杯 2006
- 5月10日
- ポルトガルが発表した暫定24人のメンバーに入った。
- 6月1日
-
出場登録メンバー23人に入った。ユニフォームナンバー20
2006年W杯、ユーロ2008に続いて今回も20。
親善試合 ポルトガル3-1カメルーン
フル出場。直接得点につながるプレーはなかったが、球さばき、パスカット、スルーパスいずれも錆びていないデコの姿が見られた。
G組第1戦 コートジボワール − ポルトガル
日本時間:23時
地上波NHK、スカパー! が生中継
【 プレビュー 】
コートジボワールは、6月4日の日本との親善試合でFWドログバが右手を骨折。出場が危ぶまれている。
ギプスをして出場することを、審判団とポルトガル側が認めたということが、報道されている。
同組にブラジルがいるため、この試合でどちらかが勝ち点3を挙げれば、グループ2位以内をほぼ手中にする。
【 試合前 】
放送にはいると同時にドログバがベンチスタートだとわかる。
なんといってもプレミアリーグの最多得点記録をつくった得点王。いないことに超したことはない。
ドログバの代役は、プレミアリーグのポーツマスに所属するディンダン。
デコ、スタメンに名を連ねる。
NHKはリエジソンを帰化選手と紹介した。
現地は寒い様子。両チームの選手ともに白いグランドコートを着て出てきた。
ホーム扱いコートジボワールの国歌に続き、慣れ親しんだポルトガル国歌が流れる。
注目はデコの口。一瞬歌っているかのように口を動かしたかに見えたが、やはり歌っていないようだ。
ロナルドは寝ている。
【 前半 】
半袖の選手と長袖の選手がいる。デコは長袖を着ている。
8分 CK左デコが蹴る。
10分 ロナルドのロングシュートがポストに当たる。
無回転で落ちるシュート。球が伸びてふけてしまうことが多い新球でも、この軌道で打ててしまうところがさすが。
黄色いユニフォームは画面左側、自陣に引いている。カウンター狙い。
21分 ロナルドを倒したデメル、倒されたロナルド、両方にイエローカード。
20分〜30分 一方的に攻められる。
パスミス多く、身体が重そうだ。
ロスタイム1分、後ろで回して0−0で前半を締めくくった。
【 後半 】
ハーフタイムの選手交代なし。
コートジボワールがたてつづけにゴール迫るチャンスつくる。
雨が強くなってきた。
5分 デコFK GK前をかすめるいいボールだったが、惜しくも味方に合わず。
9分 ダニーに替わりシモンが入る。
この時間帯は、両チーム激しく攻め合い、勝ち点3点を取りに行く
12分 デコが左奥深く進入。エンドラインからクロス。リエジソンのヘッドはGKが楽にキャッチ。
15分頃、MFチアゴがベンチ前に呼ばれる。チアゴと聞いてある予感がした。
いったい誰が変わるのか。MFと言われただけで、デコじゃないかと気が気じゃない。
今日のデコは随所に好プレーもあるが、球をとられる場面がいつもより多いし、カラダが重そうでスピードがない。
16分 やはり交替はデコ。無表情でラインをまたぐデコ。
デコは前回2006年大会でも初登場のイラン戦で途中交代している。
その時は後半35分。2-0でリードした局面。
その時も後任はチアゴ。
ベンチではスコラーリが控え選手の青ビブスをデコに手渡し、先制ゴールをあげたデコの労をねぎらった。
20分 カルーに替わりドログバがはいる。
ドログバは腕が振れないため走れていない。これでは全然怖くない。
このあたりからポルトガルのめまぐるしいシステム変更が功を奏し、ポルトガルが攻勢に転じる。
26分 ボールがゴールに吸い込まれたが、その前にデメルのファウルで笛が鳴っておりゴールならず。
35分 ロナルドFKは落ちずゴール上に外れる。
40分 メイレレスに替わりアモリン(17番)がはいる。
44分 アモリンのシュート 大きく上に外れる。
ロスタイムは3分。
45分を回ったところから一方的にゴール前で攻められる。
48分を回りラストプレーとなるであろうCK。これをなぜかコートジボワールはショートコーナー。そこで長い笛。
万が一のカウンター失点を嫌い、敵陣深く攻めておきながらゴールを狙わず、引き分け狙いのショートコーナーだった。
【 試合後 】
ロナルドは「勝てなかったのは運が悪かっただけ」と淡々としたコメント。彼にしてみればこれは冷静なほうだ。こういう動じない姿勢はキャプテンとして好ましい。選手一同、この引き分けを前向きに捕らえることができる。
コートジボワールは指揮系統が明確なチーム。ブラジル、ポルトガルの2チームが勝ち抜けるとは限らないことを予感させる。
この試合で白黒がつけば、ブラジルとそのチームがG組を勝ち抜ける目処が立つところだった。
ところが引き分け。この結果により、ポルトガル、コートジボワールが勝ち抜けて、ブラジルが予選リーグで姿を消す可能性が出てきた。
G組第2戦 ポルトガル−朝鮮民主主義共和国
日本時間:20時30分
地上波フジテレビ、スカパー! が生中継
【 プレビュー 】
初戦を引き分けたポルトガルにとって、勝ち点3が最低ラインとなった。
【 試合前 】
アモリムとデコが負傷欠場。
ケープタウン強い雨
前の試合は白。今日は赤いジャンパーを着て登場するポルトガルチーム。
ホーム扱いのポルトガルは、今大会初めて着る赤の上下 1stユニ。
【 前半 】
ポルトガルのキックオフで試合開始。
4分 カルバーリョシュートは芯に当たらず。
6分 CKにカルバーリョがヘッドで合わせたが、惜しくもポストに当たる。
22分 メイレレスのシュートが左に外れた。
28分 チアゴのスルーパスをメイレレスが走り込んで先制ゴール。
34分 メイレレスのシュートが左へ外れる。
38分 ペドロ・メンデスがイエローカードをもらう。
先制した後は 一方的に押し込む展開となり、前半を終了。
【 後半 】
両チームともハーフタイムのメンバー交代なし。
1分 チアゴのシュートをGKがはじく。
2分 ロナルドがシュートを上にふかす。
9分 メイレレスからシモンへパス。GKと1対1となり、股を抜き2点めのゴール。
11分 ファビオ・コエントロンが入れたクロスにアウメイダがヘッドであわせて3点めのゴール。
12分 朝鮮民主主義共和国は2人選手交代。
このあたりで、雨があがる。
15分 ロナルドが持ち込んでパス、チアゴが4点めのゴール。
22分 コエントロンとロナルドがパス交換でゴール前に侵入。コエントロンのシュートは右へ外れた。
24分 メイレレスがベローゾと交代。
25分 左から切れ込んだロナルドのシュートがクロスバーに当たる。
26分 ロナルドの放ったシュートはGK正面。
28分 シモンがドーダに交代。
29分 朝鮮民主主義共和国3人目の交代。
31分 アウメイダがリエジソンに交代。
36分 相手DFのクリアミスをリエジソンが奪い、5点めのゴール。
43分 ロナルドが背中でトラップする曲芸ゴールで6点め。
44分 チアゴがヘッドで決めて7点め。
【 試合後 】
朝鮮民主主義共和国が終始、前に出て攻めたことで実力差どおりのスコアになった。
過去W杯の1チーム最多得点試合は、1982年ハンガリー 10-1 エルサルバドル。
第三戦、ポルトガルはブラジル相手に引き分け以上で、決勝トーナメント進出が決まる。
G組第3戦 ポルトガル−ブラジル
日本時間:23時
地上波フジテレビ、スカパー! が生中継
【 プレビュー 】
勝てばグループ1位。
引き分ければグループ2位
1点差負けの場合、コートジボワールが朝鮮民主主義共和国戦で8点差勝ち以下でグループ2位。
コートジボワールとの残る1枠の争い、ポルトガルの優位は動かない。
ポルトガルに出場停止選手はいない。ブラジルはカカが出場停止。
6月24日、ケイロス監督が会見で「ブラジル戦にデコを起用しない」と話したことが伝えられた。(AFP時事)
日本がグループEを2位通過したことで、ポルトガル−日本戦 実現の可能性が出てきた。
ポルトガルが2位通過、両国がベスト8に進んだ場合に対戦する。
【 試合前 】
デコとアモリムに「i」マーク
故障あがりのブラジル人ペペ(レアル・マドリー)が初出場。
ブラジル人FWリエジソンは起用されていない。
赤ジャンパーを着用。
ペペも国歌を歌っている。ロナルドも神妙な顔で歌う。
ホームのポルトガルは1stユニフォームだが、パンツは2ndの白。
こんな取り合わせで着ているのは初めてみた。
【 前半 】
14分 コートジボワールが先制点を挙げて1-0
15分 ルイスファビアーノがペペを倒してイエローカード
17分 チアゴのシュートは充分にコースが開いていたが右にはずれた。
ポルトガルは1トップでロナルドを残して、引いて守る。
安心感はある。
24分 ポルトガルのロングボールをジュアンが手で止めてイエローカード。
「レッドじゃないのか?」と抗議したドゥダに返す刀でイエローカード。
ロナルドのFKは大きく上に抜けた。
30分 ブラジルのシュートがゴールを舐める。遠目には入ったように見えて冷や汗をかいた。
39分 ペペがメロにファウル。イエローカード。
40分 ロナルドが遠目からシュートを放つがGK正面。
43分 メロがペペに報復のブロックでイエローカード。
44分 メロ→ジョズエに交替
ロスタイム1分
ロナルドのロングシュートが右にはずれた。
【 後半 】
ハーフタイムの交替なし。
ポルトガルのキックオフ。
3分 ロングボールにロナルドが走りこみCKを得る。ポルトガルは攻撃のペースを上げている。
7分 ロナルドのFKはペペの足に当たり、コースが変わって上へはずれる。
9分 ドゥダ→シモンに交替
13分 シモンのシュートはGK正面。
14分 ロナルドが1人で右サイドに攻め込む。DFのクリアにメイレレスが詰めてシュート、左に外す。
18分 ペペ→メンデス
ポルトガルがラインを上げて、攻め続ける。
22分 ロナルドのFKは誰も触ることなく大きく右へ抜ける。
32分 シモンのクロスをロナルドがシュート、左へはずれる。
36分 シモンが蹴ったFKは相手DFに当たる。
37分 バチスタ→ラミレス
38分 メイレレス→ベローゾ
40分 ファビアーノ→グラフィチ
42分 ルシオのシュートはGK正面
ロスタイム5分
46分 DFに当たり変化したボールをエドワルドが間一髪さわって掻き出す。
48分 ペナルティエリア内でチャンスを迎える。ダニがGKと交錯。
【 試合後 】
終了の瞬間、ブブゼラの音をカットしたのかと思えるほどの静寂が訪れた。
ポルトガルは勝ち点5として、自力で2位通過を決めた。
コートジボワール 3-0 朝鮮民主主義共和国
ベスト16 H組1位スペイン−G組2位ポルトガル
日本時間:30日3時30分
地上波NHKG、スカパー! が生中継
【 プレビュー 】
スペイン対ポルトガルはW杯では初対戦。
スペインは故障していたイニエスタが調子を上げつつある一方、グループリーグ3戦2失点(スイス1,チリ1)と守備に難がある。
今大会のポルトガルは堅守。グループリーグ無失点は、ウルグアイとポルトガルのみ。
朝鮮民主主義共和国とブラジル戦前には「デコ欠場」が発表されていたが、今回その情報はもたらされていない。
【 試合前 】
【 前半 】
【 後半 】
【 試合後 】
ベスト8
ポルトガル
日本時間:
地上波、スカパー! が生中継
【 プレビュー 】
【 試合前 】
【 前半 】
【 後半 】
【 試合後 】
→2010年W杯ポルトガル代表
→ユーロ2008 ポルトガル代表
→2006年W杯ポルトガル代表
ありがとう Copyright しらべる 初出2006年6月