しらべるデコ>サッカー中継独特用語

サッカー中継独特用語

最終更新 2008/6/10
日本のサッカーテレビ中継で出てくる、独特な用語、言い回し。

いい準備
次の試合までの練習と戦術の検討。
インタビューで、次の試合への意気込みを尋ねられた時、大半の監督、選手がこういう。ただ「練習します」では芸がないので、頭も使うぞと言っている。
おちついて決める
PKを得て、転がすボールで左右の隅に蹴り、得点になった時に言う。
選手が興奮して蹴っても「落ち着いて決めた」と言う。選手に「落ち着いていたのか?」と聞いたわけでもなく、中にはその場で見てもいないのに、こういう人がいる。
決定的
惜しいチャンスを逃し、決定しなかったこと。
FWがヘタ揃いの試合では、この言葉が空しく繰り返される。
シュートで終わる
得点にならないシュートによる、攻守の切替。
相手にボールカットされて、攻守が切り替わると、カウンター攻撃を受ける危険性が高いため、シュートを打つことが求められる。 ゴールせずとも、シュートで終わればよしとするところが、日本のサッカー風土を象徴している。
集中ですよ
攻撃側がゴール前でセットプレーを行う前に、ある解説者が必ず言う。
あなたに言われなくても、選手は集中するでしょ。だいいち聞こえないし。
守護神
レギュラーのゴールキーパー。
まだある
ゴール前で、一度潰えたと思われたチャンスが、依然として続いている状態。
枠に行く
シュートがゴールマウスの中に向かったが、守備側が防ぎ、得点に至らないこと。


プロ野球独特用語
ステレオタイプ事典
ステレオタイプ

 


しらべるの小説「独裁者」

ありがとう Copyright しらべる 初出2008年6月