戒名 法名


僧侶と信者につける仏教徒としての名前

浄土真宗では戒名と言わず、法名という

死んでから戒名・法名をつけるのは日本だけ
本来、生きている信者につけるもの
現世の名前を俗名という

戒名はお寺の入会金のようなもの
葬儀で引導を渡す時に必要。戒名がないと仏教上は「成仏の条件を欠く」ことになる。ゆえに、僧侶に葬儀をお願いするには戒名が必要となる

戒名の根拠
ブッダ(ゴータマ・シッダルタ王子の戒名)が「悟った人に俗名で呼びかけてはならない」と語ったことが根拠

戒名の相場
宗派、文字数、戒名の階級(これは日本だけ)により変動。最低5万円より。一般的には15万円ほど
浄土真宗の法名は一律に「釈■■」という簡単なものであり、階級により値が張ると言うことがない



参考文献 
「戒名と日本人」 保坂俊司 祥伝社 2006年9月
戒名の相場、戒名の成り立ちが詳しい。戒名について掘り下げるにはとてもよい書


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世界の平和実現 Copyrightしらべる 今日の更新 初出2006年10月