人を殺した時に心身喪失状態にあったと鑑定されると、責任能力がなかったということになり無罪になる・・
このようなケースの後ろ盾となっている法律
被害者となった者からすれば論外の法律
心身に障害を持つ者の人権擁護の立場をとる人にとっては不可欠の法律
いずれにせよ、現実に施行されている法律であり、日本人はこの法律の下にある
2003年「心身喪失者等医療観察法」が成立。(しらべ中)
→憲法第39条
→刑事訴訟法39条3項
■映画
「刑法第三十九条 39」森田芳光監督 鈴木京香 堤真一主演 1999年公開
刑法39条を真っ向から扱った初めての映画。感動や元気をもらう映画ではないが、精神鑑定とは何かが強く心に残る名作
■文献
「刑法三九条は削除せよ!是か非か」 佐藤幹夫 洋泉社 2004年10月
賛否両側の意見を列挙した中立な問題提起書
「刑法39条はもういらない」佐藤直樹 青弓社 2006年6月
新書ではなく学術的な論文
39(QUEEN)
池田小児童殺傷事件
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