世襲

最終更新 2009/6/28
同一選挙区で、子供が親の議席を引き継ぐこと

世襲は、議員の職業化を助長する
議員が職業化すれば、その立場を守るために、次のようなことが起こる
法律・条例を変更して、報酬、手当を増額する
選挙制度を、現職議員が有利なように変更する
多くの票が見込める支持団体に、便宜を図る


「地盤を引き継ぐ」と表現することが多い
政治家が急死した場合、支持者の票をとりまとめる求心力として、その子供を擁立することが多い

政治家の子供が、親とは別の選挙区で立候補した場合、世襲ではない
それを言うならば、親の七光りである

親が引退して議席が空いた選挙区に、その子供が立候補して当選した場合、世襲という
相手陣営は、立候補した時点で、批判の意味を込めて「世襲」という

日本の政治においては、与野党ともに、世襲を放置してきた
2009年の総選挙前になり、与野党がそれぞれ、世襲を排除する動きを始めた


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