竹島
大韓民国と日本が、互いに自国の領有を主張している日本海の島
論争の発端はEEZ制定がきっかけになっている
【竹島の歴史】
- 1004年
- 「権記」で、日本の史料に初めて竹島が登場した
- 1696年
- 徳川幕府が竹島への渡海禁止令を出す
- 1847年
- フランスの捕鯨船リアンクール号の船員が視認して「リアンクール岩」と命名
- 1905年
- 2月22日、日本が閣議決定により島根県に編入。日本は「無主地先占」を根拠としている
- 1952年
- 第二次世界大戦後の連合国対日平和条約では、竹島の領有権は言及されず、日本はこれをもって日本の主権が確定したとしている。
- 米国国務省は「朝鮮の一部として取り扱われたことはなく、1905年から日本の管轄下にある。この島はかつて、朝鮮によって領土主張がなされたとは思われない」とした
- 1954年1月18日
- 大韓民国大統領が竹島を領土とする海洋主権宣言をおこなう。
- その後、上陸して占拠(今日まで続いている)
- 1982年
- 国連海洋法条約でEEZが認められる。これを機に両国の自国領土主張合戦が活発化する
- 2005年
- 2月22日、島根県議会が「竹島の日」を制定。日本の国会が制定したものではない
- 2008年
- 7月、米国地名委員会が、領土表記を大韓民国から主権未確定に変更。大韓民国の抗議を受けて、すぐ元に戻した
- 2012年8月
- 大韓民国の現役大統領が初めて竹島に上陸。民主党政権は実効性のある反応をしなかった。
*参考文献
「「竹島・尖閣問題」解決の秘策」歳田啓三 郁朋社 2007年4月
「竹島・独島」 内藤正中 金柄烈 岩波書店 2007年4月
世界平和を実現
Copyrightしらべる 今日の更新 初出2008年8月 最終更新 2015/11/1