ラオスにいったい何があるというんですか?


村上春樹が2015年暮れに出版した紀行文集

概要
単行本 252ページ
版元:文藝春秋
価格:1,650円
初刷:2015年11月25日

収録した訪問先
ボストン
アイスランド
オレゴン州ポートランド、メイン州ポートランド
ミコノス島、スペッツェス島
ニューヨーク
フィンランド
ルアンプラバン(ラオス)
トスカナ
熊本県

自身が写ったスナップ写真が数枚掲載されている
熊本編の最後にはくまモンが登場する

村上春樹は「紀行文を書くには、それを書くという強い意志が必要」「メモを取り、そこから書き起こす」と「村上さんのところ」で述べている。自身を掘り起こして小説を生み出す村上にとって、事実(メモ)から書き起こすというのは、制約が多く難儀な作業だったと推察する。それでも、紀行文集をまとめたのは、次なる長編の前に、そろそろ(長く出していなかった)紀行文を出しておく必要があると考えたのだろう

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