これまでの2作はそれぞれに完結したドラマだったが、ミドリの猿は何も完結していない連続もの。出版界では上巻、下巻表示するのが通例だが、それでは売れないと思ったのだろう。「催眠」「千里眼」のクオリティが高すぎたのか拍子抜けの出来。 講談社 ¥1,600 初版2000年3月20日