The Catcher in the Rye
J.D.サリンジャー<2010年1月27日逝去>が 1951年に発表した小説
1949年12月のニューヨークが舞台
原題を直訳すると「ライ麦畑のキャッチャー」
主人公ホールデン・コールフィールドが「崖でこどもたちをキャッチするゲームでこどもをキャッチする。ライ麦畑のキャッチャー僕はただそういうものになりたい」という一節からとられている
いかした女の子がライ麦畑で彼氏と鬼ごっこして「捕まえられるものなら、捕まえてみて〜」と戯れる本ではない
- 1951年
- 「Catcher in the rye」発表
- 1961年
- 「ライ麦畑でつかまえて」野崎孝訳 出版
- 1991年
- 5月「ライ麦畑でつかまえて」(英語版)講談社英語文庫発売
- 2003年
- 4月5日、村上春樹が新たに翻訳した「キャッチャー・イン・ザ・ライ」白水社 を発表
5月5日、研究本「ライ麦畑をつかまえる!謎に満ちたホールデンの3日間を解く」サリンジャー研究会編 青春出版社発売
〜ジョン・レノンを撃ったマーク・チャップマンの犯行動機が The Catcher in the Rye をよんでもらうことだったことなどライ麦関連情報が詳しい
サリンジャーはこの小説を書いた後、作品を発表せず隠遁生活を送り続けている
参考文献
「アメリカの行動原理」橋爪大三郎 PHP 2005年7月
サリンジャーは 2010年1月27日、米国ニューハンプシャーの自宅で亡くなったと発表された
享年91歳。死因は発表されなかった
〜2010年1月記〜