遠い太鼓


村上春樹1986年〜1989年のエッセイ

概要
「ノルウェイの森」「ダンス・ダンス・ダンス」を書いた当時、ギリシアやローマ暮らしの日記
初出:1990年

【 時系列の記録 】

1990年
新書単行本
1993年
文庫
2015年
Kindle版
キンドルで読める村上春樹
2024年
Audible 野間口徹が朗読
「遠い太鼓」に以下の名文がある
(引用ここから)
文章を書くというのはとてもいいことだ 。少なくとも僕にとってはとてもいいことだ 。最初にあった自分の考え方から何かを 「削除」し、そこに何かを「挿入」し 「複写」し「移動」し「更新して保存する」ことができる 。そういうことを何度も続けていくと 、自分という人間の思考やあるいは存在そのものがいかに一時的なものであり 、過渡的なものであるかということがよくわかる
(引用ここまで)

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