1981年7月、天神の果樹園に勤めていたマスターが開いた
カウンターにロッキングチェアが並び、その後ろに4人掛けのテーブル席が2つ
珈琲中心のメニュー、食べ物の目玉はホットサンドでスタート。後にカレーが加わり人気の定番メニューとなった
マスターの創作メニュー「ピザクレープ」は今でも食べたい逸品
カウンター越しの会話を楽しみに、一日に何度も訪れる常連が多く、11枚綴り3,000円の珈琲チケットを立てる壁のボックスはいつも満杯だった
客層はBoys&Girlsからお年寄りまで幅広く、世代を越えた客同士のタテのつながりができていた
1988年に閉店。その後マスターは福岡県春日市で「アベニュー」を開いている
藤崎のお店跡地は飲食店になっていて、今も屋根を模した外装だけが残る。〜2004年8月記〜
ロッキングチェアの人気メニュー
■ホットサンド
■モカジャバ
チョコレート風味を効かせたコーヒー。カカオの産地ジャワにちなんだネーミング。当時このメニューを他で出す喫茶店はほとんどなかった
■カレー
当初はなかったカレーがメニューに入ったのは、常連客から食事メニューの要望があったため
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