とんかつ


豚肉に衣をつけて揚げたたべもの。昭和40年代の代表的なごちそう

とんかつの歴史
1872年、明治天皇が肉食を解禁、日本の肉食文化が始まる
1899年、煉瓦亭が「ポークカツレツ」をメニューに載せる
1921年、新宿の王ろじが「トンカツ」の名前でメニューに載せる
とんかつという名称の元祖として、1929年のぽんち軒、1932年の楽天(上野)を挙げる文献もある

とんかつの命名
豚(トン)+カットレットを合成して名付けられた
カットレット=子牛の骨付きの切り身に、塩こしょうをして、小麦粉・卵黄・パン粉を付けて、バターで両面を焼いた料理

しらべるのとんかつ記事
うまい棒カツカレーカツ丼カロリーブックトルコライスびっくりみそかつみそかつ味噌かつのタレ

とんかつ店記事
キムカツ千葉さんのカツカレーとんかつ大門 檍とんきむさしや 芝大門店矢場とん矢場とん東京銀座店煉瓦亭八千代

トピックス
「浜勝」で見られる客が「ゴマをすって待つ」のは、新宿さぼてんが始めた
初めてトンカツにキャベツを添えたのは煉瓦亭
東京はとんかつ屋が多い。とんかつに辛子がついてくるのは東京独特
名古屋みそかつが徐々に他地域に進出しつつある

2011年9月、セブンイレブンがレジ横総菜で298円のとんかつを売り始めた。しかし、しばらく経つと見かけなくなった。〜2012年1月記〜
2012年4月には再び見かけるようになった。あまり売れないため、揚げ置きしていないことが多い。注文して揚げてもらうと10分から15分待たなければならない。〜2012年5月記〜


*参考資料
「日本人はじめて百科」日本図書センター
「とんかつの誕生」岡田哲 講談社
「どぜうの丸かじり」東海林さだお 朝日新聞社

世界の平和実現 Copyrightしらべる 今日の更新 初出2004年10月