クリームをカステラ生地で挟んだ菓子パン
概要
■長崎では広く親しまれているが、他県の人はほとんど知らない
■大半はリンゴが入っていないパンだが、甘く煮たリンゴを入れた品種も売られている
■長崎県では複数のパンメーカーが「ヤキリンゴ」という名前で製造販売している
■クリームの材料:マーガリン、アップルプレザーブなど
【ヤキリンゴの歴史】
- 1955年頃
- 長崎市 思案橋のパン屋 東洋軒(2014年閉店)がヤキリンゴを製造販売
- 1962年
- 福岡県大野城市のリューユーパンが「ヤキリンゴ」を発売
- 1960年代半ば
- 上五島で複数のパンメーカーが製造を始めた
2018年現在、パンランドかんちゃん(青方の市川商会)など複数店が製造販売を続けている
- 2017年
- リューユーパンが具材にリンゴを入れた「ヤキリンゴデラックス」を発売
2018年8月撮影
上五島の「五島うどんの里」にはパンランドかんちゃんのヤキリンゴと並んで「パンランドかんちゃん上五島りんごぱん」バッチが売られていた