国産ノートでは初めてハードディスクを内蔵、CPUに386SXを搭載したモデル。レジューム機能がなかったため、1ヶ月後にエプソンから発表された「386NOTEA」に販売面で苦戦した。
【 スペック 】
PC−98仕様
CPU=386SX(12Mhz)
ディスプレイ=CFL液晶(モノクロ)
OS=MS−DOS3.0
メモリー=640KB(最大3.6MB)
ICカードドライブ=なし
重量=2.95kg(HDD含む)
本体価格=¥298,000
ハードディスク(20MB)=¥150,000
先行の東芝「ダイナブック」やNEC「98ノート」にはハードディスクが内蔵できず、ソフトの起動はFDを入れて「一太郎」や「1-2-3」を読み込ませなければならなかった。
ハードディスク内蔵の「9801NS」は注文が殺到したが、当時はまだHDの製造ラインが少なく、製造が間に合わずかなりの売り逃がしがあった。