フリクション


パイロットが販売する消せるボールペン

概要
書いた字を専用のゴムでこすると字が消える
摩擦熱で消えるので、消しカスは出ない
パイロットが開発した65度で無色に変わるインクを使用
消えるのではなく無色に変化することで消えたように見える
マイナス20度で元の色に戻る
日本発売:2007年
2012年末現在、世界で累計6億本を販売。155種類を販売している

注意点
商品パッケージに「このボールペンは証明類・宛名書きには使用できません」と書かれている
宅配便の宛名書きに使ったとする。その荷物がトラックの荷台に積み込まれる。夏場は荷台の中が高温になる。65度に達した時、宛名は消えてしまう。消えてしまった宛名を読むためには、荷物をマイナス20度まで冷やさなければならない

【時系列の記録】

1975年
メタモカラーインキ開発 この年がフリクション開発開始の年とされている
2001年
メタモカラーインキを使う筆記具(今で言うフリクション)の開発着手
2006年
フランスで先行販売
2007年
日本で発売
2012年
世界で単年2億2千本を販売
2013年
フリクションいろえんぴつ発売
2014年
世界で累計10億本を突破
フリクションポイントビズ発売
フリクションスタンプ発売
2015年
フリクション0.38mm発売
水性ボールペン。通常のボールペンで書いた字と見た目は変わらない

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