ハードディスクビデオ

　2000年6月、ソニー「クリップオン」発売。標準￥198，000。30ギガのハード・ディスクに最長20時間の録画、4万円足して60ギガにできる。11月には最初から60ギガの第2弾モデルを発売。ソニーは開発に当たり米国ティーボ社と提携、共同開発で商品化した。
　2000年11月、ビクターはハードディスクとS－VHSの一体型（ハイブリッド）を発売。標準￥188，000。HD20ギガで20時間録画。
　東芝はハードディスクとDVD－RAMの一体型を発売。27万。

　TV番組を録画しておいて、後でCMを飛ばしながら見る「タイフシフト」視聴には大変便利。録画中でも別に録画しておいた番組や、録画中の番組の頭から見ることができる。

【今後の展開予想】
・DVD録画方式が普及する。
・パソコンのハードディスクが大容量化して録画機を兼ねる。
　ハードディスク録画機は価格が5万円なら普及するだろうが、このままでは過渡期の製品になる。

【長所】
●頭出しせずに録画がスタートできる。
●録画中でも、その番組の頭から見ることが出きる。
●画質が劣化しないので、重ね撮りに最適。

【短所】
●値段が高い。
●SONYとビクターからしか出ていないので選択肢が少ない。