■初期の価値は十分に価格に見合う
■故障の確率を考えた場合、ソニーバイオノートシリーズは買わない方がよい
■本体は15万円でも、純正CDドライブ購入が不可欠というのが、この機種についてのソニーの考え方
■ 使用7か月目で↓キーのクリック感がなくなる。キートップを外してみるとゴムがヨコ向きに割けていた。ノートPCは7台目だがこのような障害は初めて
初めのうちはアロンアルファで補修して元通りに使えていたが、何度も繰り返すうちに完全にだめになった。それを機に屋内利用では外付けキーボードをつけ、屋外に持ち出すことが皆無に等しくなった
使用3年時点で「↓」[Enter][a][i][u][m][n][o][スペース]キーに同様の障害
1年間、外付けキーボードで使用
購入から4年2か月でソニーに修理依頼
キーボード部品3,900円、基本工賃13,000円 税込み合計17,745円がかかった
また、見積もり時に「ハードディスクに読み込めない領域があるため交換を提案したい」と連絡があった。その場合、部品代35,000円。キーボードと同時作業ならば工賃は13,000円。だが、後日改めて修理依頼となると、改めて13,000円がかかる
バイオカルテには「ハードディスクを調査して不具合があったら初期化してよいか?」という旨の質問項目がある。いったいユーザーのどれだけの人が、外付けハードディスクにデータをフルバックアップしているか、筆者は数字を持っていないが、驚く質問だ
ソニーはどのような修理を引き受けた時も、ハードディスクを必ず調査している様子。バイオノートが全般的にハードディスクにトラブルを抱えていることが推察できる
■初めは打ちづらいと思ったがすぐ慣れる。ブラインドタッチも問題ない
■端から端の距離が短いので[Fn]+[F12]といった操作が片手で楽にできる
■ハイフンとアンダースコアの位置が違うが、すぐ慣れるので問題ない
■「む」「ろ」「ほ」「へ」の位置が通常のパソコンと違う。「かな入力」の人は買わない方がよい
■ ダブルクリックがマウスポインターでできないのが不便。(U101で改善)
■ZOOM INボタンは、はじめは頻度高く使うがXGAはあまりに小さすぎるため結局いつもSVGAで使うことになる
■ジョグダイヤルはないよりはあった方がよい
■ポインティングデバイスとマウスボタンの位置はパソコンスタイル、モバイルグリップスタイルどちらで使っても大変使いやすい。C1のスティックポイントは使っていて指が痺れる
■スタンバイボタンは休止に便利
■Thumb Phraseボタンを使うより片手でキーボードを打った方が速い。全く使わない
■マウスポインターが暴走することが多い。(熱・静電気のためと思われる)
■液晶画面はバイオにしては随分綺麗に見える
■XGAでの表示能力は高い
■ZOOM INで切り替えたSVGAも見やすい
■XGAではやはり文字が小さいのでSVGAで使う事が多い
■明るさは9段階 AC使用時の明るさは十分
■スーパースタミナプロファイル時(もっとも暗い)はさすがに暗いが、明るさだけ簡単に切り替えられるので苦にならない
■液晶パネルの開閉は堅めでよい
■ICカード取り出しボタンは少々出っ張るのが気になるが使用感はよい
■2年2か月でPCカードの取り出しボタンが壊れてPCカードの挿し抜きができなくなった。その後は直接カードをつまんで抜いている
■外部接続端子の蓋の開閉はいい感じ。だがラフに開閉しているとフックの突起を折ってしまうことがあるので要注意
■バッテリーの着脱もよい。
■バッテリー装着時のポジションはキーボードが打ちやすい
■バッテリー装着時の持ち運びは持ちやすい
■光の具合によって色の感じが変わり、いろいろな顔を持つ
■機能説明シールがきちんと曲がらずに貼られているのには感心する
・メール問合せの返事は迅速
・預かり修理となった場合10日ほど使えない
・障害がソニーに非がないと判断されると保証期間でも3,000円とられる
・再インストールとなった場合、保証期間でも13,000円とられる
・再セットアップには純正CDドライブが必要であり、これを買うことを強く何度も勧められる
一般店からではなく、ソニースタイルで買うよう し向けるための方針なのだろうか。
■ドット落ち
初期で1つあった。液晶は大切に取り扱っていたが1ヶ月ほどたって2つになった。実用上は問題ない
■バッテリー
100%まできちんと充電できるのでよい
■会社の机で使っていてかかる声
(筆者の対応)
■それいいですね。使いやすいですか?
(使いやすいかどうかではなく使う場面の問題だ)
■画面きれいですね
(小さい画面でXGAだと綺麗に見えるようだ)
■字が小さくて見えないんじゃないか
(確かにXGAは見づらい。ZOOM IN で簡単に切り替えられるので苦にならない。周りの人に字を読まれないというメリットあり)
一般のパソコンショップで買うと3年間無償修理をつけるために別途料金を払わねばならない。また、修理に出してソニーに非がない(ハードの問題でない)場合保証期間でも有償になる
このような一般ユーザーへの冷遇を考えるとソニースタイルから買った方がソニーのお気に入り客ということになる
本体価格はどちらもほぼ同じ。ソニースタイルは送料がかかるが1,000円程度。アフターサービスの格差を考えるとおつりがくる