人の話を聴く


80%聴いて20%話すと、人間関係はうまくいく

概要
「人の話を聴く」と言われる人は、八割方相手に話させている。ただし、二割でしっかり自分の意見を言っている

人の話を聴く技術
「あなたの話しを聴いていますよ」ということを身体の動きで表現する
・ポイント毎に静かに頷く
・頷く時、唇を突き出す、口をぎゅっと噛みしめて「なるほど」という感じを出す
・体を話し手に向ける
・一定時間ごとに相づちを打つ
「なるほど」「そうなんだ」と共感を示し、相手の気持ちにより添う
自分の意見は、相手の話が一段落してから、話し始める
アドバイスは「自分の場合はこうなんだけど」と押しつけない
自分が知っていることでも、知らなかった振りをする

相手に話させる技術
違う意見でも否定せず、同意せず、共感を表す
【例】「努力不足なんじゃないの?」ではなく「大変だよね」
その話題の「過去」と「未来」を尋ねてあげる
過去:どうして、そうなったの?いつからそうなの?
未来:これからどうするの?どういった夢があるの?

話しを聴かない態度とは?
「あぁ知ってる知ってる」と、話しの腰を折ってやめさせる
「わかるわかる!」と言って、軽いノリで理解を示す
「それは実はね・・」と、相手が振ったネタを奪い、自分が話し始める
「それはこう考えるんだよ」と上から目線でアドバイスを送る
話している相手が行為の当事者ではないのに、怒り出す
使者を撃つな
「おっしゃる通り」という慇懃無礼な相づち
「しゃる通り、しゃる通り、しゃる通り」と連呼するのは最低
「その通りですね」といいながら、すぐに正反対の意見を言う

話しを聴いてくれる人は、自分を受け容れて認めてくれる人。人は自分を認めてくれる人を慕う。話しを聴く人の元に人は集まる。プロジェクトのリーダーになったら、傾聴の技術を学ぶとよい

2005年から毎日1話ブログ「しらべるが行く」

世界平和を実現 Copyrightしらべる 今日の更新 初出2015年5月  最終更新2021/2/23