京都六波羅蜜寺の空也上人立像


【くうやしょうにんりゅうぞう】空也上人が口から阿弥陀仏を吐き出している立像として、最も有名な木像

概要
空也上人が創建した京都六波羅蜜寺に収蔵されている
胎内に「僧康勝」という墨書があることから、作者は運慶の4男、康勝という説が有力
「南無阿弥陀仏」の六字名号が小さな化仏となって口から出ている
国の重要文化財
六波羅蜜寺は弁財天を祀る寺院。財運祈願の銭洗い弁天がある。弁財天にちなんだ金運御守が500円で売られている

仕様
高さ117.6cm
六体の化仏は針金で留められている

宝物館(収蔵庫)2022年2月まで
開館時間:8時30分〜16時30分
入場料:600円


【 時系列の記録 】

鎌倉時代初期
康勝により作られた。ただし時期は推測であり正確にはわかっていない
1973年
東京で展示された
2011年12月
空也上人立像スタチュー「TanaCOCORO [掌] 空也上人」が発売された
2022年
特別展 空也上人と六波羅蜜寺開催 東京で展示された
2022年5月22日
東京から戻った空也上人立像は、新たに開館する文化財収蔵庫「令和館」に展示される
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世界の平和実現 Copyrightしらべる 今日の更新 初出2012年5月 最終更新 2012/11/2