高温多湿な環境で起こる身体の異常
概要
■かつては、屋外では「日射病」屋内では「熱中症」と呼び分けられていた
■2007年より屋外でも「熱中症」
熱中症で倒れた人がいたら・・
▼安静に寝かせる
▼呼びかけて意識があり、自ら飲めるならば、スポーツドリンク、経口補水液を飲ませる
▼首回り、脇の下、足の付け根など太い血管がある部分を保冷剤等で冷やす
→FIRST
【熱中症の歴史】
- 江戸時代
- 「熱中症」という言葉で記録が残っている
- 1954年
- WBGTがアメリカで提案された
- 1980年
- 大塚製薬が「ポカリスエット」を発売。スポーツをする者に「積極的に水分補給」する人々が現れる
- 1970年代は「(余計汗が出るし、動きが悪くなるので)運動中に水を飲んではいけない」と指導するのが一般的だった
- 2007年
- 気象庁が用語改訂「猛暑日」「熱中症」を使い始める
- 2008年
- 消防庁が熱中症による救急搬送人員数の調査を始めた
(消防機関、医療機関及び都道府県の協力による)
- 2010年8月
- 気象庁が「観測史上最も暑い1ヶ月」と認定
- 2020年7月〜10月第4水曜日
- 気象庁が「熱中症警戒アラート」を試行
⇒厚生労働省人口動態統計 熱中症による死亡数(厚労省ウェブページへのリンク)
1995年 318人
2000年 207人
2005年 328人
2010年 1731人
2011年 948人
2012年 727人
2013年 1077人
2014年 529人
2015年 968人
2016年 621人
2017年 635人
2018年 1581人
2019年 1224人
2020年 1528人
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