米国ジョンソン&ジョンソンが販売する「ロゲイン」とライセンス契約して、大正製薬が国内製造販売する育毛剤
ミノキシジルが2009年6月の法改正で、第一類医薬品に指定されたため、この商品は第一類医薬品として、薬剤師の手により販売される
フィナステリドが効かない場合、ミノキシジルを処方する育毛クリニックがある。ただし、ミノキシジルの経口薬は安全が確認されていない
フィナステリドで効果がない場合、ロゲイン、リアップの使用は有効な毛髪維持手段である
■頭のてっぺんの禿げには効果があり、前から上がっていく禿げには効果がないとされてきたが、ミノキシジルが効く人の場合、前からでも効く
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「使用をやめると生えた髪を失う可能性がある」という注意書きが入っている
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計量キャップが付いている。2か月用120ml入りは1日2回使うと、ぴったり2か月でなくなる
【 時系列の記録 】
- 1999年6月3日
- 発売 60ml入り実売価格5,500円。発売以来しばらく値崩れしなかった
「ロゲイン」はミノキシジル2%、5%溶液の2種類だが、日本版であるリアップは 1%溶液のみ
- 2005年3月
- 「食品と暮らしの安全No.191」では、使用をやめると一気に髪が抜けるリバウンドの恐れがあると指摘された
- 2008年
- 発売初年度300億円だった売上げが100億円になった
- 2009年6月1日
- ミノキシジル 5%溶液の「リアップ×5」を発売
薬事法改正。第一類医薬品に指定されたため、薬剤師が駐在している時にしか売れなくなった。薬剤師が対面販売し、購入者には説明文書が渡される。
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参考文献
「毛髪革新」現代書林 2005年9月