「サブリミナル効果」の定義
意識されないレベルで呈示された刺激の知覚によって生体に何らかの影響があること
*文献「サブリミナル効果の科学」坂元章 学文社 1999年11月 より
■コカコーラ実験
以下の実験により、サブリミナルが認知された
「サブリミナルは広告効果がある」という先入観の根拠として、このエピソードが現在も語られている
1957年、実験結果発表
米国のあるドライビング・シアターで映像に「コカコーラを飲め」という文字をサブリミナル呈示した結果、コカコーラの販売量が伸びた
ただし、実験をした本人が1962年に実験には信憑性がないことを告白
■サブリミナル商品
1988年に、サブリミナルメッセージを埋め込んだ「サブリミナルテープ」が発売された
「時間管理」「売上倍増」といったビジネスマン向けのもの。カセット 1本5,000円程度。前向きな自己暗示をかける人にとっては効果があった
■テレビ放送
1995年、TBSがオウム真理教の報道で、麻原被告などの画像をサブリミナル呈示したことが告発され、郵政省(当時の名称)はサブリミナルを使用しないよう放送関連団体に要請した
→マインド・コントロール
Tweet