100系

最終更新 2012/3/31
0系の次に登場した2世代目の新幹線車両
0系の先をとがらせたデザイン

東海道新幹線で 2階建て車両があったのは100のみ
最高時速:220km/h

シートピッチ:1040mm 0系は980mm
100系より、全席向きが変えられるようになった

東北新幹線で使われた同型車両は、200系F編成として使われた

2010年現在、山陽新幹線こだまにK編成、P編成が使われている
K編成:6両編成 グレー×フレッシュグリーン / 白×青オリジナルカラー
P編成:4両編成 グレー×フレッシュグリーン 岡山以西限定
4両編成電車に新大阪駅のATCが対応していないため、4両編成車は新大阪に乗り入れることができない
新幹線の編成


2001年8月 博多南駅で撮影


2010年8月 新山口駅で撮影

【新幹線100系の歴史】

1985年(昭和60年)
10月1日、100系車両(一部2階建て16両編成)「ひかり」登場
0系登場から21年後
以後順次0系を「こだま」に追いやり「ひかり」として使われる
1987年4月1日
100系の全編成をJR東海が引き継いだ。従って、引退後静態保存の100系を展示しているのは、JR東海が経営するリニア・鉄道館のみ
1989年
「グランドひかり」登場。1編成16両中、二階建て車両が4両あった
1992年
3月14日、300系登場
300系は当初「のぞみ」専用だったが、順次「ひかり」でも使用され、100系は「こだま」へと追いやられた。その後700系が「ひかり」運用されるようになり「こだま」は300系での運用が中心となり、100系の出番が少なくなった
2000年
3月10日、食堂車の営業が終了
2002年
グレー地にダークグレー/フレッシュグリーン・ラインのリペイント車両が山陽新幹線の「こだま」に登場。2+2列のグリーン車仕様であり、急がないではお徳
2003年
12編成が「こだま」で運用される
9月16日、ひかり309号 8:30東京発大阪行きを最後に東海道新幹線から引退
10月のダイヤ改変(新幹線品川駅開業)を機に東海道新幹線はオール270km/h化されるため最高220km/hの100系は引退となった
2010年
7月〜 3編成が、100系オリジナルの白×青塗装にリペイントされた
リリペイント100系
2011年
名古屋市港区金城ふ頭にオープンしたリニア・鉄道館に123形式が展示された
2012年3月16日
ラストラン。すべての運用をはずれて廃車となる
100系関連の秀逸な図書
「新幹線100系乗りつぶし・食べつくし物語」小山修 成山堂書店 2000年4月25日
サラリーマンの著者による100系、全編成、全食堂車完全制覇の記録
「新幹線ひかり&新幹線100系電車」イカロス出版 2000年9月1日
写真資料が詳しい。新幹線全般の資料もあり、本の後半が100系に焦点を当てた作り

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