日本のリニアモーターカーの歴史
- 1962年
- 研究開始
- 1970年
- 国鉄技術研究所が開発開始
- 1979年
- 7月、宮崎県日向市の実験線で試験開始
1982年2月 日向市で撮影 517km/hを達成した実験車
- 1990年
- 山梨県にリニア実験線の建設が始まる
- 1997年
- 4月3日、山梨県の実験線で試験開始
- 1999年
- 4月14日、有人走行552km/hの世界記録樹立
- 2000年
- 大深度地下特別措置法成立
- 2004年
- 1月、世界初の商用リニアモーターカー「上海リニア」開業。上海龍陽路−浦東国際空港 30km区間。最高時速430km/h。技術開発はドイツ
- 2005年
- 3月、日本初の商用リニア「リニモ」開業
愛・地球博のJRリニア館に実験車両が展示された。シアターでは、3D映像で走行を体感できた
2005年5月18日 愛・地球博会場で撮影 この車両は後にリニア・鉄道館に常設展示されている
- 2007年
- 山梨リニア実験線で定期的に行っていた、公募による一般向け試乗会が終了
- 2008年
- JR東海 松本社長が、自己財源で2025年までに「中央新幹線」営業運転開始を目指すと発言
12月24日、国土交通省がJR東海ほかに、調査指示を出した。その後、メディアでは、着工が既定路線として書かれるようになった
- 2009年
- 11月13日、JR東海が長野県の5地区期成同盟会に対して、建設費・輸送需要量の試算結果を説明。直線ルート建設の姿勢を改めて明確にした
- 2010年
- 開業見通しが 2025年から2027年に修正された
- 10月20日、国土交通省の交通政策審議会小委員会で整備効果試算を公表。南アルプスを貫通する直線ルート「南アルプスルート」1.51倍、長野県が要求する長野中心部迂回ルート「伊那谷ルート」1.24倍
- 2011年
- 名古屋市港区金城ふ頭にオープンしたリニア・鉄道館にMLX01形式車両が展示された
- 11月21日、JR東海は中間駅建設費を全額地元負担から全額JR東海負担に方針転換した
- →リニアの駅
- 2011年9月末
- 実験線での走行試験が一旦終了。当面は延伸工事に専念する
- 2013年
- 山梨の実験線が42.8kmに延伸される。週末に有料乗車会を実施
- →超電導リニア体験試乗
-
- 6月3日、L0系テスト開始
- 9月18日、ルート最終案発表
- 2014年12月17日
- 着工
- 2016年5月
- 名古屋−大阪の前倒し検討開始。財政投融資で資金調達し2035年予定の着工を早める 開業目標を2037年に(8年)早めた
- 2023年12月14日
- 「2027年開業」から「2027年以降開業」への変更をJR東海が国に申請
- 2024年3月29日
- JR東海が2027年の開業を断念、2034年以降の開業へ延期となることを発表
- 2024年6月
- 川勝平太静岡県知事辞任を受けた選挙で鈴木康友知事が就任。リニア静岡工事が動き出した
- →富士山静岡空港駅
- 2024年6月7日
- 岸田総理大臣が沿線知事と会談した際「2037年全線開業」目標の維持を表明
- 2027年
- JR東海が中央新幹線 品川−名古屋間の開通目標としていた年
- 2035年
- 名古屋−大阪ルート着工予定(当初)
- 2037年
- 名古屋−大阪開通予定(2016年変更目標)
- 2045年
- 名古屋−大阪開通予定(当初)
*参考文献
「リニア中央新幹線で日本は変わる」PHP 2001年8月刊
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Copyrightしらべる 今日の更新 初出2010年1月