単行本「大人の迷子たち」に収録されていない5話について
概要
■単行本に収録されたのは締めの関係でSALUS2014年8月分まで
■SALUS2014年9月号から岩崎俊一逝去のため最終稿となった2015年1月号までの5話が単行本に収録されていない
- SALUS2014年9月号 第50回
- タイトル「人間という肩書きで、生きようと思う。」
- 定年とともに肩書きで生きることをきっぱりやめた友人の物語
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「幸福を見つめるコピー完全版」300ページに収録
- SALUS2014年10月号 第51回
- タイトル「別れがつらいのは、大人だけじゃない。」
- 転勤族の親が、その子供を思う気持ちが足りていないことを顕在化している
- SALUS2014年11月号 第52回
- タイトル「刺せば血が出る器物などない。」
- 療養生活での執筆。盲導犬への傷害事件を「器物損壊」とする現在の法律に異議を唱える。
- 紙面見開き右ページには単行本「大人の迷子たち」の広告が載っている。
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「幸福を見つめるコピー完全版」092ページに収録
- SALUS2014年12月号 第53回
- タイトル「我が輩の恩人は漱石である。」
- 42年前出せなかったラブレターを引き、夏目漱石の「こころ」が書く仕事への原点だったことをしたためる。
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「幸福を見つめるコピー完全版」104ページに収録
- SALUS2015年1月号 第54回(事実上の最終回)
- タイトル「昭和30年代を目撃した人間の責任。」
- "この連載が始まって丸5年になろうとしている"と書き始める。
- 本の出版(「大人の迷子たち」)と、自身が手がけた西武池袋本店での「昭和展」が続いたことを偶然と記す。
- "昭和30年代と平成20年代の両方を知る人生。僕が書き残すべきことはとても多いと思っている。"と結ぶ
◆単行本「大人の迷子たち」にはSALUSから47篇が収録されている。ということはSALUS連載1回〜49回のうち2篇が非収録ということになる
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