2003年10月1日に開業した東海道新幹線の駅
在来線品川駅の東側に建設された
■所在地:港区港南2丁目
隣接するJR在来線の品川駅は 港区高輪3丁目にある
品川駅だが品川区に作らなかった理由として「地元の反対があった」「地形的に海に近い品川区には敷地がとれなかった」という風説が伝わっている
在来線駅は高架上にあるが、新幹線駅は地平にある
■東京南西部の新幹線ユーザーは 大変便利になった
■品川駅を置くことで、旧来1時間11本の運行本数を15本まで増やすことが可能になった
■総事業費950億円
■停車する新幹線車両
300系 16両編成
700系 16両編成
N700系 16両編成
道床はバラスト軌道
2003年10月1日 開業日に撮影
【 時系列の記録 】
- 1991年
- 2月、建設案が出る
- 1997年
- 5月、着工
- 2003年
-
6月16日、読売新聞朝刊に動き出す日10.1全面広告掲載
9月下旬、ambicious Japan! TVCMがはいる。700系のぞみ先頭車両のサイドラインに ambicious Japan! の文字が入る
10月1日、開業。品川駅始発ダイヤはない
6:00から記念式典を開催
第一号列車は6:24着、6:27発のぞみ41号(東京始発)
◆開業当日の様子
ホームには新幹線ファンがつめかけていた。ママと子どもの親子連れ、カメラ、ビデオを抱え一人できた男性が圧倒的に多い。報道陣は23/24番ホームの博多寄りの立入禁止場所に陣取り番組レポートを収録していた。同じホーム東京寄りでは二足歩行ロボット(SONYのQRIO)数体が踊っていて報道が群がっていた
敷地が狭いため高速で通過する新幹線が目の前を通る。音・風圧共に新幹線の速さを改めて実感する。安全柵はあるものの見物客が差し出したカメラは車体と数十センチしか離れていない。見物客が何かのスイッチに触れたのか「異常発生!」「安全運行の妨げになる行為をしないでください!」とがなり立てる放送が流れていた
売店では5000個限定・品川駅開業記念セットなどのグッズが販売されていた
駅周辺では携帯画面クリーナーが無償で配られたらしくヤフーオークションに多数出品されていた。 - 2007年
- 7月1日、N700系デビューと同時に品川発のぞみ号(6:00発のぞみ99号)が新設された。のぞみ99号でN700系の出発式が行われた
→N700系のぞみ99号で行く品川博多の旅日記
ホーム
■島式2面4線
→新幹線用語集
■21番 東京方面(開閉式安全柵あり)
■22番 東京方面(普通の柵・乗降場所は柵なし)
■23番 博多方面(普通の柵・乗降場所は柵なし)
■24番 博多方面(開閉式安全柵あり)
開業当初、品川駅に停車しない電車は21番、24番ホームを通過していた。そのため 21番 24番ホームには開閉式安全柵が設置されている
2008年3月のダイヤ改編以降、すべてのダイヤが品川駅に停車するようになった
→品川駅クイズ
■品川駅はホームに売店がない
改札フロアで買ってから、ホームに降りる
2010年8月撮影
新幹線の旅日記
■N700系のぞみ99号で行く品川博多の旅日記
■100系 300系 500系 700系 レールスター N700系に一日ですべて乗る品川−博多の旅
■こだま のぞみ ひかり みずほ さくら つばめに一日ですべて乗る品川−新鳥栖の旅
■新幹線すべての駅に停車して往く品川−博多の旅
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