概要
菅 義偉元首相が安倍晋三元総理国葬儀の弔事で紹介
伊藤博文と山県有朋
■松下村塾以来、50年の交友があった
■1909年(明治42年)10月26日、伊藤博文はロシアに向かう途中、中華人民共和国 ハルビンで射殺された
菅 義偉元首相の弔事(当該部分)
衆議院第1会館1212号室の、あなたの机には、読みかけの本が1冊ありました。岡 義武著「山県有朋」です。
ここまで読んだ、という、最後のページは端を折ってありました。そしてそのぺージには、マーカーペンで線を引いたところがありました。
しるしをつけた箇所にあったのは、いみじくも、山県有朋が長年の盟友伊藤博文に先立たれ、故人を 偲しの んで詠んだ歌でありました。
総理、いまこの歌ぐらい私自身の思いをよく詠んだ一首はありません。
かたりあひて 尽しし人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ
かたりあひて 尽しし人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ
深い哀しみと、寂しさを覚えます。総理、本当にありがとうございました。どうか安らかにお休みください。
関連記事
山県有朋 明治日本の象徴
Tweet