2004年3月16日、週刊文春2004年3月25日号は東京地裁から販売差し止め命令を受けた。しかし、具体的に回収に触れた命令はなかったため版元から出荷済の本がそのまま販売された。
3月31日、東京高裁は出版差し止め命令を取り消し。
「独占スクープ
田中眞紀子長女わずか一年で離婚」という記事では、
衆議院議員
田中眞紀子の長女 真奈子さんの離婚を報じている。
私人の離婚が報道に値するのか、どこがスクープなのか?という疑問がわくが、文春編集部としては、共に政治家である
眞紀子、直紀両氏の子どもだけに今後政治家になりうるという点が報道した背景であろう。
国会図書館は3月23日から閲覧開始としたが、東京都の図書館では発売当初から、表紙に「この資料は、東京地裁から出版を禁止する仮処分が出ています。閲覧に関しては、この趣旨をご理解のうえご利用願います」と書いた貼り紙をして閲覧供用している。
同3月25日に掲載された主な記事は以下の通り。田中眞紀子・・の記事は163ページから3ページで掲載されている。
■長嶋報道5大タブー
■退院
少年A 医療少年院レポート 完治のサインは院内の初恋と「性」
■近藤サト・坂東三津五郎二度の離婚劇にも小野教祖の「秘技」
■高崎小一女児殺人隣室の優しいお兄さんが隠した夜の「顔」