15:30
新規採用職員の激励(4月1日の訓示)のなかに人の気持ちを傷つけるものがあったことを厳しく受けとめている。
私と心を1つにしたいと思っている人の心を傷つけた。第一次産業の方たちの気持ちを傷つけたとすれば申し訳ない。申し訳ありませんでした。
■辞任の背景
大きな区切りを迎えているという感慨がある。東アジア文化都市の認定。富士山世界遺産認定10周年。一番大きかったのはリニアです。
これまでJR東海さんと真摯な対話を続けてきた。
昨年(2023年)社長が代わり(丹羽さんは)いい方だ。それまで2027年に必ず仕上げると言っていたのが、昨年12月に2027年以降になった。国交省に事業の変更を申し出るという。
リニア問題の解決は事業計画の変更しかない。
丹羽新社長がそれに踏み出した。
3月29日の第2回モニタリング会議(第2回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議)で静岡工区の事業計画が示された。
初めて時系列で示された。13年はかかる。2037年になる。
昨日(モニタリング会議の)矢野座長がきた。私は「あとはお任せします」と言った。矢野さんを信頼している。この方に任せることができる。
県民の皆さんにお約束したリニア問題の一里塚を超えた。あとは矢野さんにお任せして。
矢野さんのリーダーシップ、丹羽社長は信頼できる。
これで大きな区切りを迎えた。
15:45
(ここでNHKは中継打ち切り)
■質疑応答
●辞任理由は
1.不十分な言葉遣いで人の心を傷つけた
2.リニア国家事業だがなかなか情報があがらなかった
最低でも13年。これは私にとって爆弾的なニュース。
矢野さんに「よくこれを引き出した」」とお礼を言った。
矢野委員会に仕切りを任せ、手を離れたなと。
●いつ辞めるのか
(静岡県議会)6月定例会冒頭でお許しを得たい。
※前倒しして4月10日に辞職届を提出した
●(4月1日の)発言は撤回しないのか
全文をよんでもらえばわかる。
その一部だけ読めば差別発言にとれるのはその通り。
撤回はしない。
※2日後の4月5日に撤回した
●渡辺周氏(衆議院東海比例区・立憲民主党)に後任を打診したか
渡辺さんは(静岡)県議会議員だった。いずれ県の舵取りをしたいと言っていたが川勝が出るならば出ないと。
(私が)川勝が出ない時は連絡しましょうと約束した。
その約束を果たした。
●後任を打診した認識は?
まったく違う。ない
私が居ないほうが(静岡県議会が)建設的な議論ができるかなと。
特に4期めに入ってから、政局がらみになることに心痛めていた。
早くやめた方がいいと思っていた。
次は党派を超えて県を愛する人が選ばれればと思っている。
利他は自利につながる。
そういう理想を自分に言い聞かせてきた。
●政界を引退するのか
これからも学徒として勉強を続けたい
(否定しない)
●なんらかの選挙への出馬は?
「まったく考えていない」
16:28 終了
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