関門海峡にかかる吊り橋
概要
■開通:1973年11月
■工事中の死傷者:ゼロ
■本四架橋工事の試金石として工事が行われた
■中国自動車道、九州自動車道(ともに高速自動車国道)を結ぶ関門自動車道が走る
■自動車専用道路。歩道は設置されていない
特徴
■斜材が使われていて、橋脚の梁が×型である
【関門橋の歴史】
- 1942年
- 関門海底トンネル開通。橋梁案も検討されていたが、敵軍の空襲を想定してトンネルに決まった
- 1965年 昭和40年
- 関門自動車道が橋梁案に決まる
- 1968年
- 6月、起工式 着工
- 1969年
- 橋脚工事
- 1970年
- 橋塔工事
- 1971年
6月16日(水)10:00〜関門海峡を航泊禁止として、門司側から下関側へケーブル架設工事を行った
ケーブル架設はヘリコプター、気球、海上曳航の3案が検討され、海上曳航に決まった。10時〜14時の予定で始まり12:30に終了した
- 1972年
-
3月、橋桁架設着工
11月、橋桁架設完了
- 1973年
-
3月29日、橋の塗装色がグリーングレーに決まった
4月26日、名称が関門橋に決まった。工事期間を通じて地元では関門大橋と呼んでいた
9月30日「関門橋」山海堂出版
11月14日、開通
1983年6月、RZ350で走行中を撮影した。白く煙っているのはRZ350がはき出した煙
*参考資料「関門橋」村上己里 山海堂 1973年9月30日初刷
関門橋ができるまでを内側から描いた唯一の書。2010年7月現在、中古書が流通している
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