中坊公平

【なかぼう　こうへい】元弁護士　作家

【略歴】

1929年8月2日

京都市生まれ
弁護士の父の元に生まれ、病弱な幼年期を過ごす。京都大学卒だが決して満帆なエリートコースではなかった

1957年

弁護士となる

1959年2月

淳子夫人と結婚

1973年〜

森永ヒ素ミルク訴訟で原告弁護団長をつとめる

豊田商事破産管財人として1億円を被害者に取り戻す

1996年

住宅金融債権管理機構社長。住専不良債権のツケを国民に回さぬよう奮闘。1999年退任

2002年

2月25日、「金ではなく鉄として」岩波書店 発表
朝日新聞に連載された森永ヒ素ミルク裁判までの生い立ちの自叙伝。生きる力を見つめ直す好著

2003年

10月10日、住宅金融債権管理機構社長時代の商行為を詐欺罪に問われた責任をとり、弁護士資格返上

彼の力を必要とする人々からみれば、あまりに潔すぎる引き際である


参考文献　

「人間力」佐高信 共著　徳間書店　1998年3月31日
「金ではなく鉄として」　岩波書店

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