犯行の2ヶ月前より少年の母から相談を受けていた精神科医師、町澤静夫が著書「佐賀バスジャック事件の警鐘」マガジンハウス 2000年12月刊 で事件の背景について書いている
■少年がバスジャック計画以前には中学校を襲撃して「5人から15人を殺す」計画を立てていたこと
■母親に入院させられて怒ったのではなく、中学襲撃を阻止されたことを怒ったことを少年が認めている
■警察、病院が、悩む母親にまったく取り合わなかったこと、事件が起こってからは一転その事実を隠し、嘘の発表を続けていること
・・など、少年たちを取り巻く国家・学校・メディア・親の病巣の深さを考えさせられる
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