【さって し】権現堂にみごとな桜が咲く埼玉県北東部の市
2005年3月に周辺市町と合併して桜宮市となることが決まっていたが、2004年11月に合併は見送りとなった
概要
■権現堂川を境に茨城県と接する
■近世では奥州街道の宿駅、日光御成街道を分岐する
■最寄り駅は東武日光線「幸手」
■面積:34.0平方km
トピックス
■権現堂の桜並木が有名で春の街と呼ばれる
■現在、川はなく権現堂堤だけが残る
■1920年に3,000本の桜が植樹されたが戦時中に伐採。1949年に1,000本が植樹された
■ライトアップされた夜桜も綺麗で「日本の夜桜」光村推古書院 2005年3月 に全国の夜桜名所80か所の1つとして紹介されている
■3月に幸手市さくらマラソン(10kmレース)が開催される
【幸手市の歴史】
- 1954年
- 11月3日、行幸・上高野・吉田・権現堂川の4村と合併
- 1955年
- 1月1日、桜田村の一部を編入
4月1日、八代村と豊岡村の一部を編入
- 1986年
- 10月1日、幸手市誕生
- 2003年
-
3月、権現堂桜堤に外野橋(自碇式吊橋)が完成。桜堤と行幸湖が容易に行き来できるようになった
4月、茨城県五霞町と合併協議会を設立
県境にある幸手市ならではだが、都道府県を超えた合併協議は珍しいケースだった
12月25日「久喜市・鷲宮町合併協議会」に参加。「久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会」となる
- 2004年
- 1月31日「幸手市・茨城県五霞町合併協議会」解散
5月、久喜市・鷲宮町との合併決定。新市の名称が「桜宮市」に決まる
11月30日、久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会解散
- 2019年8月7日
- 渡辺邦夫市長が広島市で飲食店店員の女性を殴ったとして暴行容疑で現行犯逮捕。前日、広島の平和式典に出席した後だった
- →広島の原爆
参考文献「コンサイス日本地名事典第4版」三省堂 1998年12月
関連記事
幸手市さくらマラソン
駅で集まる花見