2015年6月30日に起きた、新幹線では初めての火災事案について
概要
■発生日:2015年6月30日火曜
■車両:N700系X番台
■編成:X59
【時系列の記録】
-
- 林崎春生容疑者が東京駅から「東京→掛川」の乗車券で乗車
- 11:00
- のぞみ225号新大阪行 東京駅16番線を出発
- 11:19
- 新横浜を出発 乗客全16両でおよそ800人
- 次の停車駅は「名古屋」 「掛川」には停車しない
- 時間不明
- 林崎容疑者が1号車1列付近でリュックからポリタンクを取り出して、ガソリンを撒いて火をつけた。出火によるすすは2号車2列まで達していた
- 11:30
- 緊急停止ボタンが押されて、列車が小田原市上町で緊急停止
- 逃げ遅れた女性一人が気道熱傷による窒息で亡くなった
- 乗客26人、乗務員2人救急搬送 7人が入院
- 新横浜−小田原間 東海道新幹線上下線が運転見合わせ
- 14:09
- X59が小田原駅に向かって徐行前進を始める
- 上下線運転再開
- 14:53
- X59が小田原駅に到着 乗客を降ろす
- 17:25
- X59が三島車両基地に到着
- 終日
- ダイヤが乱れて43本運休、94,000人に影響した
- 7月1日
- 神奈川県警が林崎容疑者の自宅を捜索
- 国交省がJR5社幹部を呼び緊急会議を招集。一定量の可燃物持ち込みを認めている現行ルールの見直しなどの検討を指示。
- 事件当時の規則では「3kg以内のガソリン、灯油などの可燃物」の持ち込みが認められている。
- 7月3日
- 三島車両基地でX59の現場検証開始
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