IT革命

　IT（情報処理技術）導入が進むと営業マン、支社や支店を減らすことも可能になる。

　1999年秋、通産省とアンダーセンコンサルティング（現在はアクセンチュア）の試算では、「IT革命によって、今後5年間で354万人が失業又は転職を余儀なくされるが、367万人の雇用が創出される」とした。
　会社にとって有用なスキルを持つ人ならば、コンピューターができなくても生きる道があるが、スキルを持たない人はこの354万人に入るだろう。また367万人の雇用創出は、コンピューター・スキルを身につけた若い世代の枠となるだろう。

　この言葉は2000年の流行語大賞を受賞。木下斉が代表で表彰された。

　日本ブリタニカは2000年1月、全営業マンを解雇、百科事典をウェブサイトで無償公開して、その広告収入で会社を経営していくと発表した。