先祖返り


共有データが、何者かに上書きされることによって、それまでに修整した内容が消えてしまうこと

複数の修整者がいる場合に起こる
ITリテラシーの低い者が、更新権限を持っていることで起こる
コンピューターリテラシー
本来の意味は、数代前の先祖がもっていた遺伝形質が、子孫に現れること

先祖返りが起きるケース


1.2015/1/1 「手順書」がサーバーにある
2.2015/2/1 Aさんがサーバーにある「手順書」を修整
3.2015/2/2 Bさんが2015/1/2 に自分のパソコンにダウンロードしておいた「手順書」を修整して、サーバーに上書アップロードする

この場合、Aさんの修整が反映されていない「手順書」が最新版としてサーバーに置かれることになる

先祖返りを起こさない運用ルール


1.修整時、サーバーから「手順書」をダウンロード(赤い矢印)
2.修整後、サーバーに上書アップロード

付則
修整者を決めておく。1人ではない場合、チームで決めるか、誰と誰というように決める
修整者が複数の場合、修整作業に入る前に声をかける

2005年から毎日1話ブログ「しらべるが行く」

世界平和を実現 Copyrightしらべる 今日の更新 初出2014年11月 最終更新 2015/12/29