日本版SOX法
最終更新 2008/4/11
Sarbanes-oxley 【サーベンス・オクスリー】
上場企業の会計監査制度の充実、内部統制強化を求める法律「金融商品取引法」の通称
- 2002年
- 7月、米国でサーベンス・オクスリー法(SOX法)成立
- 2005年
-
7月13日、金融庁の企業会計審議会・内部統制部会が草案を発表
12月、同部会が「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準案」を発表
- 2006年
- 4月頃〜ベンダー、SIerがERPソフトで「SOX法対応」を謳い始める
6月7日、第164通常国会で可決・成立 - 2008年
- 4月、SOX法施行
これ以降の企業活動が法律の対象となる
上場企業はこの時点で、SOX法に対応したコンピューターシステムを稼動させる必要がある
2006年5月段階の予定から1年開始が遅くなった。ガイドラインが出てからシステム稼動までの期間は実質1年しかなかった
- 2009年
- 3月末、2008年度末のこの日に対応完了していることが求められる
ここまでに、監査法人の監査を受けてパスしていなければならない。
この法律の要求に応えるには、企業はERPを導入しなければならない
コンサルタントは「ITILを入れよ」とますますうるさくなる
これでまた、IT業界が潤う
日本企業の投資戦略がITでガラス張りになる
いったい誰が、その状況を作りたがっているのかを、国民は想像する必要がある
Copyrightしらべる 今日の更新 初出2006年5月