WSUSサーバー

最終更新 2013/6/2
【だぶるさす】Windows Server Update Services
企業において、更新プログラムの適用を代行するサーバー

実体はサーバー・ソフト
ハードはWindows server2008以降を使う
サーバー・アプリケーションをMicrosoftが無償提供

更新の流れ
WSUSサーバーがMicrosoftに更新プログラムを 取りに行く
クライアントパソコンが、イントラネット内にあるWSUSサーバーに更新プログラムを取りに行く
WSUSがOS別に、入れてよい更新プログラム、入れてはいけない更新プログラムをリスト化している
ユーザーのパソコンが、Windows updateをした時に、必要な更新プログラムだけがダウンロードされる
コンピューター・システム部門のシステム管理者が、個々に更新プログラムを選択して、設定できる

専門的な話
導入システムによっては「IE9を入れてはいけない」といった制限がある。だが、MicrosoftのWindows updateでは、IE9が入ってくることがある。ユーザーは、よく確認もせずに「はい」で進めてしまうことが多々あるので、それが元で不具合が起きる。だが、ユーザー自身には、自分が不注意だったという認識はない
このような事態を未然に防ぐためには、Windows updateでIE9がダウンロードされないように、しておくとよい
そのために、コンピューター・システム部門が、更新プログラムを集中管理するための仕組みがWSUS

重要な更新の発生日、パソコンが一斉に更新プログラムをダウンロードする
企業において、数千台のパソコンがWindows Update、Microsoft Updateを行った場合、インターネットへ出るネットワーク基盤が負荷に耐えられない恐れがある

IT技術者は、更新プログラムのことを「パッチ」と呼ぶことが多い
2009年3月現在、2007年5月リリースのWSUS 3.0が最新版

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