長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典


長崎の原爆が投下された日に行われる式典

概要
毎年8月9日 10:35より、平和祈念像の前で行われる
原爆炸裂時間の 11:02 に出席者全員が黙祷を捧げ、長崎の鐘が鳴らされる
過去1年間に死亡した被爆者の名簿が石室に納められる
長崎市の原案に基づき、長崎市民らで組織する起草委員で起草した「平和宣言」を長崎市長が発表
「長崎を最後の被爆地に」と訴える

【 時系列の記録 】

1948年
米国許可の下、第1回長崎平和祈念式典開催
1950年(昭和25年)
朝鮮戦争により中止(2023年現在、中止はこの1度だけ)
1963年
台風9号接近のため長崎市浜口町にあった国際文化会館(当時)で開催
2000年2月
全面修復を終えた平和祈念像前で行われた
2005年
被爆者の平均年齢は73歳になった
2020年
新型コロナウイルス感染症により一般参列を中止
2021年
コロナ禍により引き続き一般参列を中止
2022年
被爆77周年
奉安された原爆死没者名簿は19万2310人となった
3年ぶりに一般参列を再開 座席は間隔を置いて設営
式典後、現職総理大臣として初めて岸田文雄総理大臣が長崎原爆資料館を訪問
2023年
台風6号接近のため出島メッセで開催
屋内開催は60年ぶり 来賓を招かず長崎市の主催者だけで行った
被爆者の平均年齢は85歳を超えた
奉安される原爆死没者名簿は19万5607人となった
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