キリスト教精神を基盤に「国家主義よりも世界のあらゆる人々を同胞として考えるのがより賢明である」と説いた。彼の思想は「超国家主義とヒューマニズム」というオランダの国民性に大きな影響を与えている
1600年日本に漂着したデ・リーフデ号のロッテルダム出港時の船名は「エラスムス号」だったが、渡航先でキリスト教徒から迫害を受ける恐れがあったため改名された
エラスムスが1521年に数ヶ月住んだベルギー・アンデルレヒトにある迎賓館が「エラスムスの家」と命名され、現在は博物館として公開されている
デ・リーフデ号の船尾に飾られていた「エラスムス像」は現在、東京上野の国立博物館にある
*参考文献〜
「日本の中のオランダを歩く」河野實 渓流社 1999年
「開放国家オランダ」井上隆一郎 筑摩書房 1986年
「地球の歩き方45オランダベルギールクセンブルク」ダイヤモンド社 2001年5月
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